投稿:きなこさん(カナダ オンタリオ州 オタワ)
わたしたちの野菜はオタワ近郊にお住まいのお客さまへ、CSA (Community Supported Agriculture) を通してお届けしています。
配達は7月から11月まで、貯蔵庫した野菜が充分にある時は2月まで配達をしています。
農園での直売、不定期に出店しているファーマーズマーケットでも販売をしています。
ご希望の方には味噌や加工品の販売もしています。
編集部註:CSAとは、Community Supported Agricultureの略語で、地域の小さな農家を支援することを目的とした農産物の定期購入システムです。
購入代金を先払いすることで農家をコミュニティで支え、地域の活性化にも繋がっているそうです。
(2006年設立)
農法_______________________
農薬不使用、肥料も畑には入れずに栽培しています。
なるべく自然の摂理に従い、無理にたくさん育てることはしていません。
わたしたちの土地から受けとる産物は、すべてギフトであり、その時にあるものを感謝して受け取っています。
自然を人間の力でコントロールしようとしないようにしています。
CSAはこの考えにとてもフィットしていると思います。
その時に収穫できる産物をありがたくいただき、お客さまとシェアをしています。
オタワで農業ができるのは5月から11月ころまでです。
わたしは保存食をつくるのが好きで、畑で収穫した野菜などを加工しています。
わたしのInstagramでその様子を紹介しています。
https://www.instagram.com/howakaa/
取り扱い作物_______________
大根、ごぼう、日本の葉物などを含めて50種以上はあります。
乾燥豆、大豆も栽培しています。
試験的に土で育つお米、高きび、あわなどにも挑戦しています。
農業体験&ワークショップ___
有
大豆の種まき、収穫体験などはご希望の方がいれば受け入れています。
今までに行ったワークショップは、藍の生葉染め体験、サワークラウトづくり、そら豆からつくる豆板醤、野菜ジュースづくり、キムチづくりなど。
今後もよいアイデアがあれば、他のワークショップも随時行いたいです。
基本は夫とわたしですべての作業をこなしていまして、ボランティアで手伝ってくれるお客さまがいることもあります。
大規模な農園と違い、サポートしていただいているお客さまたちとの距離も近いですしつながりを大切にしています。
住所______________________
カナダ オンタリオ州 オタワ
問い合わせ先______________
電話番号: 1-613-617-0354
メールアドレス:jambicansg@gmail.com
https://www.instagram.com/jambican/
https://www.instagram.com/howakaa/
推薦者よりひとこと________
カナダの首都オタワから車で40分ほど走ったところにある、じゃんびかんファームをご紹介します。
広い農地の中には森もあり、野生動物もやってくるファームのオーナー家族は日本人の久美子さんとジャマイカ系カナダ人のコーリンさん、そして小学生のりんわちゃんです。
自然栽培 x 日本野菜は、現地日本人の夢のコラボで、収穫の秋のたっぷり成長した野菜の美しさとおいしさは格別です。
久美子さんの保存野菜もとてもおいしく、切り干し野菜、野菜ソース、ビーツシロップ、しそソルト、味噌、豆板醤などなど、日本にいても口にできたかどうかのお宝の味、オンパレードです。
根菜などを収穫しつくさず、土にかえして肥やしにする循環するあり方、ゴミを出さない暮らし方など、街の住人には新鮮で、なるほどと思うことだらけです。
春の遅い寒冷地ですが、もうすぐ野草やネギが出てきて、あたらしい豊かな1年のサイクルがはじまるのが楽しみです。
(推薦者:きなこ / カナダ・オワタ在住)