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大浜農園さん 農業体験レポート


みなさま、こんにちは! マーマーな農家サイト ボランティアスタッフ 大阪府堺市在住の吉田純子です。 2月から、あたらしいボランティアスタッフとして 参加させていただいています。 このたび、マーマーな農家サイトでもご紹介している 西表島の大浜農園さんへ、1週間の農業体験に行ってきました! この大浜農園、実は服部福太郎さん(エムエム・ブックス)も20年前の夏休みに 住み込みで はたらいていたことがあるそうです! 「ぼくにとっては大人になってからでも、 自分を形づくる原体験のひとつであったことは間違いない」 という福太郎さんのことばに背中をおされ、 いざ、西表島へ!!

********* 沖縄本島から南西へ約460kmに位置する西表島。 水が豊富な西表島では、昔から稲作が盛んで、 温暖な気候を利用してお米の二期作が行われています。

わたしがうかがった3月下旬には、

一期作目の田植えがすべて完了し、

田んぼでは太陽の光をたっぷり浴びて、

稲が元気よく育っていました。


無農薬の田んぼには、虫やカエル、野鳥など

いきものがたくさん集まります。

そんな中、目をひくのが

スクミリンゴガイ(通称ジャンボタニシ)という外来種の巻貝。

用水路や稲に卵を産みつけ、稲を食べて大繁殖をする

農家さんにとっては、やっかいないきものです。


大浜農園では、田んぼの水位をコントロールすることで、

ジャンボタニシの特徴を逆手にとり、

田んぼの除草に役立てておられます。

とはいえ、ジャンボタニシが増えすぎてしまって

稲が全滅してしまうことも。


そこで、網で1ぴき1ぴきすくったり、

稲箱やペットボトルなどで わなをつくったり、と

駆除するための薬剤を使わずに、いきものたちと共存する方法を

日々模索されています。


わたしもタニシすくいをお手伝いしました。

気温30度の炎天下、骨が折れる作業でした。





この日、はじめて試したわなが効果絶大で、

うれしそうな農園主の一将さん。


そのほかにも、畑の水やりやお野菜の収穫、

(大浜農園のお野菜は、なんと四期作!)

「月桃(ゲットウ)」の葉を採取し洗って切って乾燥させる作業、

(月桃茶になります!

ショウガ科の植物で、スパイシーでほんのりとした甘みが特徴♪)

お米の選別や袋詰め、

商品のラベルシール貼りなど、

いろいろな体験をさせていただきました。







農業体験では、朝・昼・夜の3食、

農園で採れたお米やお野菜などをふんだんに使った

おいしいお食事をいただくことができます。


この日の朝食は、黒紫米を混ぜて炊いたご飯

(もちもちした甘い食感。

アントシアニンやビタミン・ミネラルがたっぷり!)

パパパイヤとグリーンのサラダ、

イワシのから揚げ(目の前の海でとれたもの!)

目玉焼き(産みたて!)

イノシシそば、でした。



農業体験のあとは、大自然を満喫♪

カヌーでマングローブをめぐったり

シュノーケリングをしたり

沈む夕日を見てただただ黄昏たり

無人島でファイヤーを囲んで歌ったり

ホタルを見に出かけたり

寝転がって満点の星空を眺めたり……。


都会でのあわただしい生活から離れ、

ゆったりと流れる時間の中で

これからの生きかた・暮らしかたを

じっくり考えることができました。








先代の農園主 和重さんには、

農作業の仕方から、農園の歴史、西表島の魅力など

たくさんのことを教えていただきました。


この日は、和重さんのお誕生日でした。

いつまでもお元気でいてください☆


1週間という短い期間でしたが

農家さんのお仕事をお手伝いさせていただいて、

無農薬で育てることのすばらしさと大変さ、

商品としてわたしたちのもとに届くまでに

こんなに手間ひまがかかっているんだ!と

身にしみてわかりました。


そして、大浜農園ではたらく方々の

想いや願いにふれて、

無農薬栽培に取り組んでおられる農家さんを

これからも もっともっと応援したい!と

あらためて思いました。


一将さんが

「生産者も消費者も

みんなでつながれるような農業をめざしていきたい」と

熱く語っておられたことが とても印象に残っています。


このマーマーな農家サイトが

その一助となればいいな、と思います☆


お世話になった大浜農園のみなさま、

本当に本当にありがとうございました!


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今回ご紹介した大浜農園さんの詳細はこちら



マーマーな農家サイトでは、

農家さんでの みなさまの農業体験

おすすめの農家さん情報など、

絶賛大募集中です♪


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農を通して みなさまが

まーるく つながっていきますように☆


マーマーな農家サイト

吉田純子でした!

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