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【レポート】編集部の小屋の断熱ワークショップに参加してきました!

みなさん、こんにちは! マーマーな農家サイト ボランティアスタッフのなかむらです。


先日、美濃の編集部の小屋の断熱ワークショップに参加してきました。

教えてくださるのは、自然断熱のプロフェッショナル(!)のカイル・ホルツヒューターさん。 岡山の上籾でパーマカルチャーを伝える活動もされています。

2日間を通して行われたこのワークショップ、年齢も住む場所もさまざまなところから、 20-30人を超える方々が集まりました。 これが「結」なのか…とおもい感動ひとしきりでした!! わたしは1日と少しの参加でしたが、レポートさせていただきます!

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真夏のようなお天気の週末。 今回のミッションは大きくわけて3つ。

(1)籾殻と消石灰を使った壁断熱づくり (2)竹小舞とわらの壁断熱づくり (3)日干し煉瓦づくり

すべての素材が自然に還るのです。 佇まいとしてうつくしく、なおかつ自然である。 ……なんてすばらしいのでしょう!!

カイルさんより一通り説明をうけて、 みなさん自分が向いているとおもえる持ち場へ。 誰も指示することなく、自然とおさまる場所におさまる。

わたしは、最初は籾殻と消石灰を使った壁断熱チームに入ることにしました。


消石灰と籾殻を水と一緒に混ぜたものをひたすら壁と板の間につめていきます。

隅もすきまのないように角材でトントンと。



一段一段、板でふたをしながら積み上げていきます。


専用の道具があるのですが、場所によっては入らないところもあり、 急遽参加者のかたがその場でオーダーメイドでつくってくださいました。 まさにD・I・Y!!!

竹小舞チームものぞきにいきます。







まずは、縦に割った竹を一定間隔で打ち付けていきます。




その間にわらをすきまなく詰める。

高いところは協力して。




とってもおだやかな空気のなか、たんたんと作業が進んでいきます。

おなかもぐーっとなったところでおひる休憩。






ずららららっっ!! と並んだお料理は、

編集部スタッフのみなさんや参加者の方々からの差し入れ、

そしてみれいさんが用意してくださいました。






声のメルマガや、『毎日新聞』「日曜くらぶ」服部みれいの「好きに食べたい」でもおなじみのスタッフいそがわさん自慢の鱒寿司!!

絶品でございました。



控えめにちょっとずつよそってもこのボリューム! どれもこれもほんとうにおいしかった。 ごちそうさまでした!

さて、午後からは日干し煉瓦づくり。




古土にカットしたわら、パーライトを入れて水分量を調整しながらねりねり。

この加減がむずかしい!

やわらかすぎても固すぎても、煉瓦の成型に影響がでてしまう。


素材が用意できたら、型と台をぬらしてから土をささっとふる。 これは抜けやすくするため。

そう、みなさん話していたのですが、 これってお菓子づくりにそっくり!? 生地をつくって、型に打ち粉をして…… さしずめ煉瓦はガトーショコラかな!?





ほいっっと、あらよっと!

パーーンっと土を投げ打つ姿は味噌づくりにそっくり!?


型の隅まですきまなく土を詰め、コテで表面をならして、すっと抜く。

少し乾いてきてからエッジをならしてあげると積んだときになじみがいいそう。





おとなの泥んこ遊びたのしい~~~♪♪ なーんておもっていましたが、 この日干し煉瓦、必要個数はなんと1万個!?!?!? 白目になりそうな個数です……

さてさて、各チームこつこつと作業を進めて、続きは次の日へ。

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竹小舞に横軸が入ってきました。

縄で止め付けていきます。


籾殻と消石灰の壁も積み上がってきました。

残念ながらわたしはここでタイムオーバーだったので 完成までのレポートはないのですが、カイルさんより写真をお借りしました。




うつくしい〜〜〜〜〜

実際にはこの上から土壁を塗って完成なのです。

ひと昔前は、このようなかたちでご近所さんで共同作業をしていたのでしょうか。 たしかに、決してひとりではできない作業。 「結」ということばは知っていましたが、実際自分で体験してみて、 うつくしく、とてもやさしい体験でした。 上も下もなく、まるっと繋がる感覚。

改めまして、カイルさんとそらくん、パーマカルチャーデザインラボのみなさま、 一緒に作業してくださったみなさま、 そしてこのワークショップの場をあたえてくださった福太郎さんとみれいさん。 ありがとうございました!!!

カイルさんたちの活動してるパーマカルチャー上籾では 他にもワークショップなどを随時開催していますので、 気になるかたはチェックしてみてくださいね!

マーマーな農家サイトボランティアスタッフ なかむらやすこでした


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