こんにちは!
マーマーな農家サイト ボランティアスタッフの ライター・松浦綾子です。
きもちのよいお天気が続いていますね~!
先日、こちらのブログで募集した
「いじり隊」の第2回を開催しました。
午前中は陽射しが強かったものの、風は涼しく、農作業日和◎
今回は
スタッフ小林さん、マーマーガール、わたしの計3名で
「さつまいものつるのメンテナンス」をおこないました☆
前回の雑草とりから進歩です!
こちらのマーマーガールは、なんとご実家がお米農家さん!
貸し農園を探していたそうで今回参加してくれました。
ではさっそく、写真レポートをお送りしまーす。
農園についてまず気になったのは、
8月の「いじり隊」で雑草とりをした畑のこと。
前回のレポートはこちら
あの畑は どうなっているかな……?
じゃん!
やや雑草が増えたものの
バナナピーマン、なすが立派に成長していました。
う~ん、感慨深い!!
たった1日お世話しただけなのに、うれしいものですね。
「あら~、こんなに大きくなっちゃって!
1回抱っこしたことあるのよ、覚えてる?」
会うたびにそう言ってくる親戚のおばさんの気分です。
親戚の子と再会を果たしたあとは、さつまいも畑へ移動。
有機栽培で育てているさつまいもは
11月に幼稚園のおこさまたちが収穫体験をしにくるのだそう。
化学合成農薬を使っていないため、葉っぱには虫くい穴がたくさん。
ちょっとつるをめくっただけで
カラフルないもむしさんがぽろぽろと出てくる、出てくる~~~。
※画像はかわいいてんとうむしにしておきます
地中に根をおろしてしまったつるや、
となりのうねのおいもと絡まってしまったつるをほどき、
メインのさつまいもの株が大きく育つようにするのが
今日のおしごと。
根をおろしたつるにはちいさなさつまいもができていることも。
栄養が分散されてしまうので
これらはいまのうちに取ってしまいます。
中腰になり、
手作業でつるをかきわけ、ひっぱり、
メインのさつまいもは抜かないように気をつけて
ととのえます。
わを使った前回の雑草とりに比べると
かなり体力的にキツイ作業です。。
それでも
無数のいもむしさんたちに遭遇しながら
夢中でつるをかきわけて進み、
午前中の2時間で4分の1ほどを達成!
うねとうねのすき間が見えてきました。
ランチは
農園主・金子さんの手づくりカレーうどんを
敷地にあるトレーラーハウスの中でいただきます。
きのう農園で収穫したばかりの秋じゃがいもをたっぷり、
これまた敷地内で収穫した
日本ミツバチのはちみつが隠し味の
超・超・ぜいたくなカレー!!
具が大きい!
なすとしその花の天ぷらも用意してくださいました。
11月に迫ったはじめての「農園ウェディング」に向けて
会場(農園)の整備に訪れていた
ブライダルプランナーさんも一緒にランチ休憩しましたよ。
この農園がどんな風にウェディング仕様になるのか、
とてもたのしみです。
まるでおうちのような
広くて居心地のよいトレーラーハウスは
いつまでも休憩していたくなります。
(アルコールメニューもあるので
お昼から酒盛りする方もいるそうですよ!)
エアコン付きの休憩所へ移動して
虫よけアロマスプレーづくり。
まだまだ蚊が元気に飛んでいるので虫よけは欠かせませんね。
猫も興味津々◎
畑にポツンと置いてあった謎の黒い球体。
筋トレの道具でも
「GANTZ」のアレでもありません。
アメリカ製のコンポストなんですって!!
スクールでつくり方を教えていて、購入もできるそうです 。
そこそこ長い休憩を経て
さつまいも畑で作業再開。
一ヶ月前より日が落ちるのが早くなったので
16時30分頃で切り上げました。
さて、今日の成果は……
before
after
お昼休憩前
作業終了後
スッキリ!
さつまいも畑すべてというわけにはいきませんでしたが
なんとか3人で4分の3ほどを終わらせることができました!
今回は
ふくらはぎから太もも、おしり、腰、背中と
背面にかなり効く作業でした。
葉からおいもへ栄養を届ける大切なつるを切らないように、
そして次々にあらわれる虫たち。
(親指くらいのアゲハチョウの幼虫もいるんです!
進めず立往生してしまい、金子さんに助けてもらいました。。)
黙々と作業をしていると
あらわになったいもむしを狙って野鳥が近寄ってきたり、
おなじくスズメバチがやってきたり。
その鳥を狙う猫が畑に潜んでいることもあるのだそう。
弱肉強食、いのちの循環を実感しました。
そして、
虫が苦手なわたしは
虫をつけないために農薬を使う気持ちも少~し、理解できました。
それは不自然で、
長いスパンでみれば
畑にとってよくないことなのだけど……
実際に体験してみると、
「無農薬でつくってよ!」なんて
すべての農家さんに求めることはできないな、と。
だからこそ
有機栽培、無農薬栽培の農家さんへの感謝の気持ち、
農作物へのありがたみが増しました。
自分がやってみてこそ、その大変さがわかるんですね。
スクール生が借りている自然栽培の畑を案内してもらいました。
こちらのエリアでは
農薬を使用していない貴重な土地で不耕起栽培ができます。
じゃがいも、里芋、白菜が植えられていました。
スクールでは
野口のタネで金子さんが購入してくれる
固定種のたねをつかいます。
自然栽培の畑をしたくて
埼玉、神奈川、遠くは水戸から通っている方(!)
こちらで農園を借りて、近くに引っ越してくる方も多いそう。
「市や区で管理している市民農園は
自分の前に誰が、どんな方法で
何を栽培していたかがわかりません。
収穫量を増やすために
素人の知識で
農薬や肥料がたくさん入れられているんです」
と、金子さん。
貸し農園の利用を考えている方は
収穫量重視なのか、安全性重視なのか……
自分がどんな畑をやりたいか、
ヴィジョンを明確にする必要がありそうです。
最後に、、
「さつまいもが食べたいモード」に
なってしまったわたしたちのために
金子さんがわざわざ買いに行ってくださいました。
トレーラーハウスで
ホクホクのさつまいもとビールで乾杯!
(最後は飲んじゃいました・笑)
「久しぶりにいい汗をかいて
気持ちいい時間を過ごすことができました」
と、マーマーガールもたのしんでくれましたよ◎
訪れるたびにあたらしい気づきがある
三鷹オーガニック農園のいじり隊。
次回は10月後半に開催予定!
からだをうごかすには最高の時期です。
ぜひ遊びに来てくださいね。
マーマーな農家サイト 松浦でした。
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