みなさま こんにちは! マーマーな農家サイト ボランティアスタッフ 小林加代です。
そろそろ冬のコートやセーターをお洗濯に出してもいいかな? という陽気になってきましたね〜。
道ばたや公園、あちらこちから芽を出した緑が ぴかぴか光ってこころ躍ります。
もう……みちくさが楽しくてなりません!!
さ・て!
今回ご紹介の「森の家」さんは 山形県の北東部、真室川町(まむらがわまち)にあります。 月山、鳥海山などの山々にかこまれた 美しい自然豊かな里山です。
森の家の20代目佐藤春樹さんに初めて出会ったのは 2014年10月に東京・国分寺カフェスローさんで行われた 最上伝承野菜「種ト、話ス」のイベントでした。
最上伝承野菜って? 最上地域では何世代にもわたり種をとり栽培してきた 地域特有の野菜がありました。 大切さが見直されてきた固定種野菜のことを、「最上伝承野菜」と名づけ 後世に残していくべく、発掘・復興に取り組んでいます。
さわのはな・畑なす(はたなす)・もってのほか・秘伝豆・黒五葉・勘次郎 胡瓜…などなど 現在30種類ほどが認定され、そのひとつひとつに歴史があります。
この日は、山形の生産者さんのお話をうかがいながら 最上のお野菜を使った、特別ディナーをいただきました。
(左・佐藤さん)
芋クリームコロッケのおいしいことといったら〜〜! ねっとしとした食感がたまらない!
これがかの有名な甚五右ヱ門芋(じんごえもんいも)。 500年以上も昔から佐藤家に伝わる里芋です。
一般的な野菜の種は乾燥させたものを保存しておけますが 里芋は種芋を植える作物で、その冬の保存状態にも気を配る必要があるのだとか。
冬越しさせる方法は一子相伝!
このお芋を絶やすことなく守っていこうという熱い思いが脈々と受け継がれ 今わたしたちが、こうして口にできているのですね〜。(感無量)
イベントでも思いましたが、生産者みなさんの顔がぴかぴかなんです。 そんな元気な笑顔もおいしさのひとつですよね。
(にっぽん伝承野菜フェスタ/丸の内東京駅KITTEにて)
古民家を改装された「森の家」さんは、民宿も営まれており(これまた素敵な古民家) さまざまな里山体験を行っているそうですよ!
かつてのご先祖さまが家宝にしたいと思ったほどの味という里芋。 今年の秋は、ぜひぜひみなさまにも食べてみていただきたいです!!
マーマーな農家サイト 小林加代でした☆
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