【土のレポート】おばあちゃんの畑と田んぼへ行ってきました!

みなさん、こんにちは! 今日は、このサイトのボランティアスタッフに入ってくれた 小林加代さんのレポートをお届けします! 長野に、おかあさまのご実家があり、 そこで体験した、畑と田んぼでの作業のこと……。 うーん、土にさわりたくレポート! さっそくどうぞー!

*** みなさま、こんにちは!  先週お母さんの田舎、 長野へ畑のお手伝いへ行ってまいりました。 子どもの頃、夏休みになると しばらくご厄介になっていた田舎の家。 おばちゃんも高齢になり、 いとこたちがお手伝いしていると聞き、 今回はじめて、わたしもお手伝いに出かけました。 平日夜中の高速は空いていて、 2時間足らずで祖母の家に到着。 玄関入ったとたん、 プーンと懐かしい匂いに包まれ一瞬でタイムスリップ。 実に30年ぶりの田舎の家お泊まりです。 座敷にお布団が用意されていて、 じわ~っとうれしい気持ちがこみあげてきました。 丑三つ時も過ぎ、カエルの声が響く中 何だか不思議な感覚をまといながら眠りにつきました。





<7時起床>

夕べ遅くに食事をしたので、朝はコーヒーだけをいただきました。

日焼け止めをしっかり塗り、もんぺスタイルでやる気モードに。

「そのもんぺ変わってるね~」と田舎のおばちゃん。

着物をリメイクして作られたもんぺなんです。

今日はいとこ2人と親戚のおじさんが山梨から来てくれて作業をします。


◎草むしり

まずは畑の草むしりです。

薬などは使っていないので、むしってもむしってもすぐ生えてくる草たち。

わたしは鎌(かま)で、馴れている大人たちは草刈りマシンで。


花が咲いていると可哀想で、ついよけてしまいます。


クローバーも東京で見るのと違って、ものすごく大きい葉っぱで背丈もありました。

むしった草は、ヤツデで集めて「猫」で運びます。

農具の名前と道具が一致しなかったりで

??となったりしましたが、「猫」は大丈夫でした。

「猫」とは、手押し車のことです!


◎種植え

東京から持って来た古来種の種(種市で購入)、

「黒田五寸人参」と「雪白体菜」をハウスの中に植えました。

種を植えるのって、とてもわくわくします。

「芽出てね~」と声かけながら、土をかぶせてお水をあげました。


<お昼タイム>

結構暑かったので、素麺が食べたいとのリクエストあり。

素麺のトッピングはワカメとお葱。

畑で採れた蕗はお煮染めにしてありました。

柔らかく煮えていて、お箸がすすみます。

ご近所さんからいただいた蕗とキクラゲの煮物は濃いめのお味で

白いご飯にあうおかずでした。



◎庭のお手入れ

お花がいつも綺麗に咲いている、田舎のお庭が好きでした。

今は使っていない井戸も私が子どもの頃は冷たいお水が出て

すいかやトマトを冷やして食べたのを覚えています。


今回は少し枝が伸びてきた、松の木の剪定をしました。

ハンディ草刈り機を使ってやってみるものの、

ここでも新芽を刈ってしまうのをためらい、なかなか進みません。



「もっと思い切って!」と指導されやっていくうちに

だんだん大胆になって、かなりカッティングしました。

剪定をしてはじめて気がついたのですが、

この松の木、船の形をしているのでした!


今は亡き田舎のおじちゃんがデザインしていたそうです。

ますますお庭が好きになりました。


◎田植え

今回田植えヘルパーとして来たつもりでしたが

10日程前にひと通り体験し終えておりました。

「たうえたうえ~」と何度も言っていましたら、やってみる?とのお声が。

やっほい!


足まくり腕まくり長靴も靴下4枚も脱いで、裸足で田んぼへどぼん。

「うあ~~~~!きもちいい~~~~!」

ズボボボボ  ズボボボボ

田んぼの中は暖かく、なんともいえない足の裏の感触。

この感覚はじめてです!!


稲を3~5本もぎって、指で穴をあけつつ植えてみる。

ヌルッ  ズボボボボ

ヌルッ  ズボボボボ

泥に足をとられ、よろめきながらでなかなかまっすぐ進めません。


しかし、ものすごく楽しい!!!


「じゃあほどほどにねー」とみんなは去り、田んぼにひとり。

ぬはー、うわー、あはーとか

訳の分からぬことばを発しながら、無心で時は過ぎました。


ふと頭をあげてみると自分が手植えした部分だけが、

しっかり曲がっていて笑えたけれど

田んぼの真ん中から見る景色は美しく、感動的でありました。

何メートルか進んだところで、雨がポツポツしてきて終了。





<お茶タイム>

お湯で足を洗ってさっぱりしたところで雷がゴーゴー鳴って、にわか雨。

よいお湿りになりました。

わらび餅で一服です。

もって来たお灸とオイルを出してきてのマッサージタイム。


保戸塚優美さんから習ったばかりのふくらはぎマッサージをいとこのお姉さんと。

オイルのいい匂い(お兄さんはくさい!と言っていましたが)に包まれながら

ここは何のツボで~とか言いながらグリグリ。

「は~!ずいぶん軽くなったわ~!」とのお声が。



思ったこと


自分でたべる分と、

まわりの方へ少しお譲りできるくらいの規模の田舎の畑。

おじちゃんとおばちゃんが守ってきた畑。

今はこどもたちが協力してお手伝いできる範囲での栽培。

そういう畑たち、家族たち、この日本にどのくらいあるでしょう。


きっときっとたくさんあるのだと思います。


土にふれて、何だか心が穏やかに、

ゆるやかに、ほぐれた1日でした。


秋にはイナゴが採れるとのこと。イナゴ…捕まえられるかな……。

美しい里山の風景、田んぼに揺れるキラキラした稲を見ながら、

収穫の前にも、また来ようと思いました。