【レポート】マーマーガールの成婚物語②/つぎは畑仕事を手伝いに

みなさま こんにちは。

マーマーな農家サイトボランティアスタッフ ライターの はたのかずえ です。


シリーズでお送りしております マーマーガール はなはなさんのご成婚物語。 今回は、第2話となります。

第1話はこちら

病気休職の中、藁にもすがる思いで イベントへの参加を決めたはなはなさん。 さて、その後の展開は……。 では、さっそくレポートの続きをどうぞ~!

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7月中旬の暑い日。 早起きして、車の運転が得意でないわたしが決死の覚悟で高速道路をとばし、 さんざん迷った末に山梨の甲州市塩山に到着します。

欅の樹が集まり涼しい木陰をつくる「ハンモックの森」には、 彩とりどりのハンモックが吊ってあり、 暑苦しい都会とはまるで別世界でした。

すぐそばの「天空の畑」とよばれる畑に一面広がるジャガイモ。 ピンクや紫色の珍しい品種のジャガイモを掘りあてる度に、 うっとりし「まるで宝石みたい~!」とテンションが上がりました。

事前に先生からの連絡で、「軍手は持参のこと!」と念を押されていましたが、 それまで本気の体験農園でさえも素手で土に触れていたわたしは、 軍手をジーンズの後ろポケットにはさみ、素手で土の感触をたのしんでいました。

それを見た彼は「手が汚れるから、軍手をした方がいいですよ」と 気遣って声をかけてくれました。 しかし、そのときのわたしは、 「マニキュアや爪を気にするような軟なオンナじゃないんだから!」 といわんばかりに 「これでいいんです!」ときっぱりはねつける始末(汗) あとあと聞くと「素直じゃない、生意気なタイプだな~」と思ったとか(大汗)

炎天下での土いじりに、早々に飽きて根をあげるヨガ友を尻目に、 まるで宝探しのような気分で、収穫体験をたのしみ、 その後、薪ストーブでご飯を炊く火の番も買って出るわたし。 (学校の飯盒炊さんの遠足で、火燃しは得意だったし!)

カレーと採れたてジャガイモのランチを満喫し ハンモックの森の木洩れ日を眺めながら、 人生初のハンモック体験で至福の時間を堪能。 ヨガとクリスタルボウルの演奏までたのしみ、 これ以上ないくらい癒しと元気を充電したのでした。 (帰路の渋滞をさけるために、 甲府盆地の夜景が見える露天風呂で時間調整までして!!)

翌日になっても、「山梨遠足」の興奮さめやらないわたしは、 早速Facebookで彼にお友達申請し、 ハンモックの森で開催されているハンモック×ヨガのイベントに参加即決! 2週間を空けずに山梨の地を訪れました。

富士山と甲府盆地に抱かれた山梨の自然、 畑のある風景、 胎内記憶がよみがえるようなハンモックのやさしいゆらぎ、 そして大好きなヨガ。 その世界観に魅了され、 こんなイベントをプロデュースする彼はどんな人なのだろう?と 興味がわきました。

彼のブログを読了し、今度はイベントではなく、 彼の畑作業を手伝うためにふたたび車を走らせました。

青大豆の土寄せとジャガイモの収穫を手伝った後、 ヒグラシが鳴くハンモックの森で、 彼がコーヒーミルで豆を挽いてコーヒーをごちそうしてくれました。

コーヒーを飲みながら、 彼がどうして無農薬無施肥の畑と田んぼをやるようになったのか、 彼がこれからやりたい夢をたくさん話してもらいました。

それを聴きながら、 その将来像の中にわたしがいたいなぁと漠然と思いました。 広い畑をひとりでやっていると知り、 わたしも一緒に畑仕事をしていたいなぁとも思いました。

夏の夕暮れ。 ひたすら土に向かい汗して収穫の喜びをわかち合い、 顔を上げれば黙々と作業する彼がいて、 美しい夕焼けとヒグラシの声だけが聞こえる…。 「あ~、しあわせだなぁ」と思わず声にしました。

帰路について眺めた夜景がやけに切なかったのは、 帰りたくなかったからだと気づいたのは、帰宅してからでした。

第3話につづく~